「子どものためなら、できるだけ良い環境を用意してあげたい。」
そう思う一方で、教育費は家計の中でも大きな負担になりやすいですよね。
習い事や通信教育、教材費など、気づけば毎月かなりの金額になっているという家庭も多いのではないでしょうか。
わが家は4人の子どもを育てています。
4人分となると、「みんながやっているから」という理由だけで教育費を使っていては、家計が続きません。
だからこそ、「どこにはお金をかけるか」「どこは工夫できるか」を家族で考えながら子育てをしてきました。
元塾講師として多くの子どもたちを見てきた経験もありますが、お金をかければ必ず子どもが伸びるわけではないと感じています。
この記事では、わが家で実践している「教育費のメリハリ」についてお話しします。

全部にお金をかけるより、『何を大切にしたいか』を決めることがわが家流です。
教育費をかけたところ① 本との出会い
わが家では、本にはできるだけお金をかけるようにしています。
もちろん、図書館もよく利用します。
でも、「これは何度も読みたい」「子どもがお気に入りになった」と思える本は購入するようにしてきました。
本は一度買えば、何度でも読み返せます。
兄弟で読むこともできますし、成長してから読み返すことで新しい発見があることもあります。
絵本を読んでいた子が、小学生になってから同じ本を読んで「前は気づかなかった!」と話してくれたこともありました。
本はテストの点数だけではなく、言葉や想像力、考える力を育ててくれる存在だと感じています。

本は『消費』ではなく、長く残る学びへの投資だと思っています。
教育費をかけたところ② 「体験」にお金を使う
わが家では、モノよりも「体験」を大切にしています。
公園で思い切り遊ぶ日もあれば、科学館や博物館へ出かけることもあります。
旅行に行けば、その土地ならではの文化や自然に触れることができます。
特別に高価な体験でなくても、「実際に見て、触れて、感じること」は子どもにとって大きな学びになります。
家で図鑑を見るだけではわからなかったことも、自分の目で見ると記憶に残ります。
「楽しかった!」という経験は、大人になっても忘れないものです。
教育費というと教材や習い事を思い浮かべがちですが、家族で過ごした時間も立派な教育だと感じています。

思い出は、お金では買えない一生の宝物です。
教育費をかけたところ③ 「やりたい!」を応援する
子どもが「やってみたい」と言ったことには、できるだけ挑戦させてあげたいと思っています。
ただし、「友達がやっているから」「なんとなく人気だから」という理由では、すぐに始めることはしません。
まずは体験教室へ行ったり、自宅で少し試してみたりして、本当に興味があるかを一緒に考えます。
本人が「続けたい」と思えたものには、お金を使う価値があると考えています。
反対に、親が「やらせたい」と思うだけでは、長続きしないことも少なくありません。
子どもの気持ちを大切にしながら、お金の使い方も考えるようにしています。

『みんながやっているから』ではなく、『この子がやりたいから』を大切にしています。
教育費をかけなかったところ① 「みんながやっているから」の習い事
習い事には、専門的な指導を受けられたり、学校以外の友達ができたりと、たくさんの魅力があります。
その一方で、「周りの子がみんな通っているから」という理由だけで始めると、本当にわが子に合っているのか分からないまま続けてしまうこともあります。
わが家は4人の子どもがいます。
もし一人ひとりに複数の習い事をさせていたら、毎月の月謝だけでなく、送迎や準備の時間も大きな負担になります。
だからこそ、「本当に必要?」「本人はやりたいと思っている?」と立ち止まって考えるようにしました。
その結果、公園で思いきり遊ぶ時間や家族で過ごす時間を大切にするという選択をしました。
ありがたいことに、「運動神経がいいね」と声をかけてもらうこともあり、子どもたちは外遊びが大好きです。
もちろん、これはわが家に合っていた方法であり、すべての家庭に当てはまるわけではありません。
だからこそ、周りと比べるのではなく、「わが子にとって何が一番合うか」を考えることが大切だと感じています。

『みんながやっている』より、『わが子に合っている』を大切にしています。
教育費をかけなかったところ② 流行の教材を次々買うこと
SNSやテレビで話題になる教材を見ると、「これなら勉強が好きになるかも」と気になりますよね。
私も気になったことは何度もあります。
でも、実際には教材を増やしても、使わなければ意味がありません。
それよりも、今ある教材を最後まで使い切ることや、学校の宿題を丁寧に取り組むことの方が大切だと感じています。
わが家では、必要に応じて子どもに合わせたプリントを作ることもあります。
難しい教材をたくさん買うよりも、「今の子どもに必要な内容」を考える方が、結果的に学びにつながることが多いと感じています。

教材は『量』より『使い切ること』が大切!
教育費をかけなかったところ③ 新品へのこだわり
子ども用品は成長とともに使えなくなるものも多いため、わが家では「新品でなければいけない」という考えはありません。
本は中古で購入することもありますし、お下がりを活用することもあります。
その分、本当に必要なものや、長く使えるものにはしっかりお金を使うようにしています。
「節約すること」が目的ではなく、「お金を使う優先順位を決めること」が大切だと思っています。

使えるものは賢く活用。その分、本当に必要なものへ。
教育費をかけなかったからこそ、できたこと
教育費を抑えたことで、子どもたちと公園へ行く時間が増えました。
図書館へ通うようになりました。
季節の行事を一緒に楽しむようにもなりました。
振り返ると、お金をかけなくてもできる経験は、意外とたくさんあります。
もちろん、お金をかけることが悪いわけではありません。
でも、「何にお金を使うか」を意識するだけで、教育費の満足度は大きく変わると感じています。

お金をかけなくても、思い出はたくさん作れます。
まとめ
4人の子育てを通して実感したのは、「教育費は多く使えばいい」というものではないということです。
わが家では、本や体験、子ども自身が「やってみたい」と思ったことにはお金をかけてきました。
一方で、「周りがやっているから」という理由で習い事を増やしたり、流行の教材を次々買ったりすることはしませんでした。
家庭によって、大切にしたいことや使える予算は違います。
だからこそ、「何にお金をかけるか」だけでなく、「何にはかけないか」を決めることも、子育てでは大切なのだと思います。
教育費に正解はありません。
わが家らしいお金の使い方を見つけることが、子どもの成長にも家計にも、きっとプラスになるはずです。

教育費は『金額』ではなく『納得して使えるか』が大切!

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